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竹を使ってバウムクーヘンを焼こう

「竹工作」とは言えませんが、「みどりの谷津山(やつやま)村を育てる会」が行った「谷津山村祭り」に参加して、竹を使ったバウムクーヘンの作り方を教えてもらいました。子どもたちと一緒にアウトドアで楽しむのにとてもよいメニューです。ますらを倶楽部の行事ではありませんが、NPOの方にレシピも教えていただきましたので、当日の写真を交えてご紹介します。


用意するもの
【食材】  10人分
  • ホットケーキミックス 1Kg
  • 卵    25〜30個
  • バター (200g) 1.5箱〜2箱(しっとりしたのがよければ多めに)
  • 砂糖 500g (…より少なめがよさそう。お好みで)

ホットケーキミックスと卵の分量は、気温・湿度により異なります。生地のかたさを見ながら作って下さい。ホットケーキミックスを少し多めに用意し、柔らかかったら足すようにすると良いそうです。

【道具】

  • 太めの竹 
  • 鉄の棒(節を抜くため)
  • ボール(25cm〜30cm径くらいの大きなもの)
  • おたま
  • なた(竹のふしを削る)
  • 包丁
  • まな板
  • バターを溶かす鍋
  • タオル(捨ててもよいもの)
  • ふきん(バウムクーヘンをはずす時に使う)
  • 新聞紙・ライター・炭など

作り方

  1. 竹の準備
   鉄の棒で、竹のふし全てに穴をあけます。
鉄の棒がなければ、のこぎりで全てのふしに穴をあけます。
※これをやっておかないと竹が破裂します。

焼き上がった時、バウムクーヘンをはずしやすいように、真ん中より上の方(細い方)にあるふしは、なたで削って表面を平らにしておきます。

  1. 竹を火であぶる
準備のできた竹の真ん中を炭火(この時は竹炭を使用)などであぶります。こうすると、中から樹脂が出てくるので、それをタオルなどでふき、生地をつける部分になじませます。
  1. 生地を用意

一方、こちらでは生地を作っています。大きなボールに材料を入れて混ぜるだけ。バターは小鍋で溶かしてから加えます。

子どもたちも楽しそうです。
竹を火から下ろしてへらやおたまなどで生地を薄くぬります。
「せ〜の!」で竹を再び火にかけて、回転させます。焼きはじめは早く回さないと生地がたれてしまいます。
焼き色がついたら、その上にまた生地をぬって、焼く…これを何度も繰り返します。
だいぶ太くなってきました。
このころになると、飽きて火のそばを離れてしまう子も目立つようになります。でも、あともう少しで完成です。
  1. できあがり!
完成とともに、まわりで遊んでいた子どもたちも集まってきます。

まず両端のパリパリした部分を少し切り落とします。

ふきんをあてて持ち、バウムクーヘンを持った人と、竹を持った人が、反対の方向へ同時にゆっくりと回してはずします。
抜き取って切り分けると、切り口を見た子どもたちから歓声があがりました。
きれいな年輪ができあがっています。

作りはじめてからできあがりまで、1時間半くらいでした。

生地が柔らかいと、たれやすくて焼くのが大変ですが、しっとり焼き上がります。逆に、生地が固いとそれよりパサパサした感じにはなりますが、焼くのは楽です。

竹は、子どもの手で回すにはもう少し細めの方が良いようです。が、大勢分を焼くのなら、やはり太い方が楽、、かな。

今まで、バウムクーヘンがどうしてしましまになっているのか、全然知らずに食べていた子も、この体験で理解できたことでしょう。

2004-2010 masurawo club