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流しそうめん

「流しそうめん台の作り方」というよりは、ますらを倶楽部で流しそうめんをやった時の、一週間前の準備の様子です。


流しそうめん台を作ろう



なたと金槌を使って、竹をふたつに割っていきます。

割れたら、竹の節をとります。竹の内側はとてもきれい。

そうめんが引っかからないよう、節はきれいに取り除きます。
このあたり、性格が出ます。

淵もささくれがないよう、少し丸めておきます。

これを1セットにつき3本用意しました。

本来なら少し細めの竹3本を、束ねて止めて開いて、脚にするのでしょうが、なんたって大人数、なんたって大掛かり・・・
野外ステージの高低差を利用していることもあり、利用できるものはなんでも使います。

大切なのは、程よい勾配にセットすること。

1セット組んでみました。
全長10数メートルのそうめん台です。
これを3セット作るので、安定するように置いてみたら、この通りの組み合わせで当日すみやかにセッティングできるよう、竹に印をつけておきます。

一方、こちらは箸の元になる竹を割って準備しています。

流しそうめんに欠かせない「水」の準備。ホースで水を引くのが一般的かと思いますが、簡易水道作っちゃってます!

なかなかいい具合にできています。
当日子どもを連れて来たお母さんが、「へ〜、あんなところに水道があったんだね。知らなかった〜」と言っていましたが・・

知るはずないです。
ふだんはありませんから。

そうめん台ができたら、実験です。


食べて楽しんでるじゃん!って?
いえいえ、いちばん気になる、竹の勾配と水量とそうめんの関係がうまくいくか、つまり、そうめんが止まったり、取れないほど早すぎたり、コースアウトしたりしないか、などなどをテストしてるんです!

そうめんはことのほかうまく流れました。
次は、大勢群がっても下のほうの人にまでそうめんが届くのか、というテスト。

かなり人手が足りなさそうな実験ですが。

右利きの人が、竹の右側に並んでも取ることができるのか、というテスト。

それほど問題はなさそうです。

なかなかいいよね〜
と、準備段階から盛り上がっていたことは言うまでもありません。

なんでも楽しんじゃう♪
これがますらを倶楽部です!

この、あまりにもうまくできた流しそうめん台は、ますらをで使っただけで終わってしまってはもったいないと、その後、どこぞの町内会と どこぞのご家庭にもらわれて行ったそうです。きっと今年の夏は涼しげな演出を楽しんでいることでしょう。

2004-2010 masurawo club